医療問題委員会

本委員会は1972年に前身である「渉外問題に関する委員会」として組織され、1976年2月に現在の「医療問題委員会」に改称されました。発足以来、精神分析を医療制度の中に適正に位置づけるべく、医療費という側面から検討を進めてきています。同時に、本学会の社会的存在としての整備にも取り組んできました。具体的には、関連学会との連繋を通して本学会の存在を社会に発信していくこと、精神療法の質を担保するために認定制度を整備すること(現在は認定制度委員会に引き継がれています)、倫理規定を整備すること(現在は倫理委員会に引き継がれています)などです。現在は、医療従事者ならびに一般の方々に精神分析を知っていただくために、関連学会において精神分析の有用性を報告すると共に、学会ホームページを活用して広報に取り組んでいます。