この委員会は二十一世紀に入って創設され、4名で構成された小さな委員会です。しかしその職務は、海外の精神分析関連施設や臨床家、研究者との出会いの学会窓口になり、互恵的交流を活発にするという学会の未来にとって意義の大きいものです。このため、委員は海外との交流実績を豊かにもつ運営委員が担当しています。近年の仕事としては、ロンドンのフロイト・ミュージアムとの交流、毎年の学会大会での外国人講師の招聘、学会の精神分析アーカイヴス関連での研究者との交流があります。今後、精神分析の臨床、研究、訓練、歴史等にかかわる国際交流をさらに広げ深めることで本学会に貢献したいと考えます。